リフォームを繰り返す耐震補強工事は不経済です

リフォームにはさまざまな種類があります。一般的には、部屋の壁紙を総取り替えしたり、フローリングをすべて新しくしたり、水回りをすべて新しくした場合のことをリフォームと言います。それ以外にも、外壁塗装をしたり、二世帯住宅に変更したりすることもリフォームになります。さらに、耐震補強工事のリフォームもあります。耐震補強工事をする理由は、住宅に耐震性が備わっていない場合に必要になります。具体的に説明をすると、1981年6月に新耐震基準が定められましたが、それより前に建築をした家は旧耐震基準しか備わっていません。そのため、震度7以上の地震が起こった時には倒壊する可能性もあるためかなり危険だと言われています。旧耐震性の住宅こそが耐震リフォームの対象になります。

耐震リフォームの繰り返しは良くない

築40年以上の住宅に住む場合には、耐震性を保証するために、耐震補強工事をする必要がありますが、1度に行うとお金がかかるため、何度かに分けて行う人もいます。例えば、今回は壁だけ、次回は柱だけなどという感じです。ちなみに耐震補強工事の平均的な費用は170万円から200万円ぐらいになります。それ以上の工事をする住宅もあります。特にお金がかかるのは基礎に関する工事です。いくら壁がしっかりとしていても基礎の部分が不安定であれば、意味がありません。そこまで工事をするとなると300万円は超えることになるでしょう。お金がない場合には繰り返しの耐震補強工事になりますが。やはり出来れば1度にまとめてリフォームをした方が建物的にも耐震補強の効果が現われ易いでしょう。

どうしたら効果的な耐震補強が可能か

リフォームを繰り返して行けないのであれば、どうしたら耐震補強工事を効率的にすることが出来るでしょうか。それには、木造住宅の弱点を知っておくことが必要です。まず、壁の量が少ない場合です。壁で支えている工法では壁の量が少ない住宅は致命的と言えます。次に、壁の入れ方のバランスが悪い場合です。壁のバランスが悪いと、大きな揺れが起こった時に家全体のバランスが崩れやすくなります。それ以外でも、古い木造住宅では雨風の影響で建物自体が弱くなっていることがあります。以上の3つの状態を確認して、もしどれかしら該当するのであれば、そこを補強しておくべきです。もし、3箇所とも問題があるようであれば、一度にすべてを補強をした方がいいでしょう。その方が結果的にはお金も時間もかかりません。